丹波牛を飼育している京都丹波高原には、田舎ならではの空気の透明度、無臭無味の艶めいた水が自然に存在しています。その環境で丹波の牛たちは毎朝小鳥たちの鳴き声で目覚め、日中は世話主のやさしい話し声とクラッシックを聞きながら生活し、日暮れとともにねぐらに帰り牧場横の小川のせせらぎを聞きながら眠りにつきます。
ごく普通の飼育スタイルでありますが、環境の良さ、食の良さ、そして、世話主の惜しみない労力と気配りで健康でよい肉質の牛が育ちます。
創業以来六十年にわたり牛を飼育し「健康」にそだてあげてきた世話主たちは、牛にそっとふれるだけで、その健康状態がわかるといいます。
そのくらい、大切に大切に育て上げた丹波牛だからこそ、一番いい状態でお客様に喜んでいただける時期を大切に考えています。
おかげさまでいづつ屋の丹波牛は京阪神はもとより全国各地から大変ご好評をいただいております。長年つちかってきた精肉に関する「技」に多くのお客様とご交流させていただく機会が増え、お客様のご意見をもとに、平成9年より、新店舗にて営業させていただくと共に、丹波牛にあったワンランク上の食材探しを始めました。その食材探しのコンセプトを「健康」とし、体に良くておいしいものを探し、全国各地より取り揃えさせていただきました。
また、青果部門にいたっては、無農薬や有機栽培で、尚且つ地場の野菜に視線を定め「お客様に喜んでいただける食材を」と近隣の農家に足を運び、自分の目で舌で選びぬいた「こだわりの野菜」をご提供させていただけるまでに成長いたしました。
スタッフそれぞれがそれぞれの部門でその「こだわり」を発揮しているのが、今の「いづつ屋」です。
大切なあの方の「食卓」にも365ページの大切な物語があります。その1ページに貴方の感謝の気持ちをつづってみませんか?
贈る方、贈られる方の両方の気持ちを「いっぱい考えて」私たちはご贈答用商品をおつくりいたしております。
何気ない包み紙も何ヶ月も案を練り、「喜んでいただけるものを」また、箱詰めする際も、お届け先で一番良い状態になるように、その温度や加工に十分配慮し、ご用意させていただいております。手間のかかることですが、包み紙を開けた瞬間のお客様の笑顔を想像すると手間なんて思えないのです。
それは、スタッフそれぞれがお客様からいただいた「おいしかったよ」「ありがとう」の大切な言葉を心に持ち、その喜びを知っているからです。
食卓の365ページの大切な物語同様にいづつ屋にもお客様との大切な365ページの物語が存在しています。
いづつ屋では、「霜降りが綺麗なお肉」=「旨い肉」ではなく、赤身肉のきめ細やかさ、引き締まり、風味の豊かさが見事に凝縮された牛肉こそ「旨い肉」とし、見た目の霜降りだけに頼ることなく、赤身肉の旨さも追求した黒毛和牛をご用意いたしております。
おいしい水と空気のある自然豊かな丹波の地にある自社牧場で育てた丹波牛をはじめ、全国の銘柄牛から数十年の伝統で培った専門家の目で選び抜いた最高級黒毛和牛を取り扱ういづつ屋牛をご堪能ください。